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【十二支一覧】武装集団「獣」の正体と豪華キャスト陣の全貌

榊原 玲奈 榊原 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
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日本テレビ系で放送され、前作『大病院占拠』を凌ぐ怒涛のサスペンス展開でSNSを席巻したドラマ『新空港占拠』。物語の主軸となったのは、干支(十二支)の面で顔を隠し、突如として「かながわ新空港」を占拠した武装集団「獣(けもの)」でした。毎話ごとに面が外され、豪華キャストの正体が明かされるたびにトレンドを独占する社会現象を巻き起こしました。

仮面の下に隠されていたのは、単なるテロリストではなく、巨大な悪に人生を狂わされた被害者遺族たちの悲痛な叫びでした。リーダー「龍」を演じた高橋メアリージュンさんをはじめ、SixTONESのジェシーさん、白石聖さんなど、話題を呼んだ全キャストの正体や犯行に至った動機、そして物語最大の謎であった黒幕「山猫」の真実まで、相関図を紐解きながら解説します。

【十二支一覧】武装集団「獣」の正体と豪華キャスト陣の全貌

新空港占拠獣正体

面を被って空港を掌握した「獣」は、十二支をモチーフにした全12名で構成されていました。放送開始当初は公式SNSやポスターに隠されたヒントをもとに激しい考察合戦が繰り広げられました。明かされた全キャストと役柄の一覧は以下の通りです。

干支(獣) キャラクター名 キャスト(俳優・タレント) 作中における元の素性・特徴
龍(りゅう) 駿河悠月(するが ゆづき) 高橋メアリージュン 獣のリーダー。蛇(紗季)の双子の姉
蛇(へび) 駿河紗季(するが さき) 宮本茉由 前作でKSBC情報分析官として潜入していた内通者
虎(とら) 丹後大(たんご まさる) 平山浩行 元SAT隊長。猿(隼人)の父親
猿(さる) 丹後隼人(たんご はやと) 岩瀬洋志 虎(大)の息子。高い格闘能力を持つ青年
鶏(とり) 重友ありさ(しげとも ありさ) 松長ゆり子 親友を亡くした過去を持つ女性
羊(ひつじ) 浜松詩(はままつ うた) 山本千尋 兎(奏)の姉。高い身体能力を誇る武術の使い手
兎(うさぎ) 浜松奏(はままつ かなで) 安藤嗣海 羊(詩)の妹。姉と共に復讐に参加
牛(うし) 掛川瑠美(かけがわ るみ) サーヤ(ラランド) 夫の冤罪死を晴らすため参加したインテリ
馬(うま) 堀江海斗(ほりえ かいと) 竹内まなぶ(カミナリ) 牛(瑠美)と行動を共にする弁護士事務所職員
猪(いのしし) 松長仁(まつなが じん) 後藤剛範 鶏(ありさ)の夫で、義理堅い武闘派
犬(いぬ) 岩槻澪(いわつき みお) 白石聖 KSBCの新人情報分析官として警察内部に潜入
鼠(ねずみ) 新見大河(にいみ たいが) ジェシー(SixTONES) 龍の元恋人。過激化し単独行動を起こす別班リーダー

お笑い芸人のサーヤさんや竹内まなぶさん、アクション女優として名高い山本千尋さんなど、異色かつ実力派のキャスティングが緊迫感あふれるドラマを大いに盛り上げました。

龍(高橋メアリージュン)と蛇(宮本茉由)が仕組んだ復讐劇の動機

武装集団の絶対的リーダーとして冷静沈着に指示を出していた龍(駿河悠月)と、前作『大病院占拠』で武蔵三郎の味方としてKSBC(神奈川県警捜査支援分析センター)に常駐していた蛇(駿河紗季)。この2人が双子の姉妹であったという事実は、視聴者に大きな衝撃を与えました。

彼女たちが空港を占拠した最大の動機は、「愛する父親の死の真相を暴くこと」でした。2人の実父であるエンジニア・掛川(北見議員の不正を告発しようとした人物)は、空港建設の利権絡みで口封じのために命を奪われ、その死は警察上層部と政治家の圧力によって「自殺」として処理されていました。

紗季は前作の段階から警察組織の闇を暴くために情報分析官として潜入し、病院占拠事件の混乱を利用して警察内部の極秘データを奪取。姉の悠月と共に長い年月をかけて復讐計画を練り上げていたのです。法で裁かれない巨大権力を全国民の前に引きずり出し、真実を公開処刑することが彼女たちの真の狙いでした。

単独行動の鼠(ジェシー)と潜入していた犬(白石聖)の衝撃展開

獣のメンバーの中でも、中盤以降のストーリーを大きく狂わせたのが鼠(新見大河/ジェシー)と犬(岩槻澪/白石聖)の2人でした。

過激派へと暴走した鼠・新見大河の狂気

鼠こと新見大河は、横浜臨海病院で医師として働いていた姉・新見百花を権力者の不正移植手術の隠蔽によって亡くしていました。当初は龍たちと共に復讐を計画していましたが、大河の怒りは次第に暴走。「嘘をついた者全員を皆殺しにする」という極端な思想に傾倒し、獣から離脱して「獣(ケモ)別班」を結成します。武蔵の妻・裕子を拉致し、空港内の人質だけでなく警察幹部をも標的にした凶行は、本作最大のサスペンス要素となりました。

警察内部を掌握していた内通者・犬の正体

捜査本部を震撼させたのが、指揮本部の中心で情報分析を担当していた岩槻澪が「犬」だったという裏切りです。岩槻は、姉である百花を死に追いやられた復讐のため、大河と手を組んで警察内部の通信やカメラ映像を完全にコントロールしていました。もっとも信頼されていたポジションからの裏切りにより、武蔵と指揮本部は絶体絶命の危機に追い込まれることになりました。

複雑に絡み合う「獣」の人間関係と相関図・それぞれの被害者

「獣」として集まったメンバーたちは、決して無関係な犯罪者の集まりではありませんでした。彼らは全員、かながわ新空港の地下深くに存在する「ある秘密」に関わり、家族や大切な人の命を理不尽に奪われた被害者遺族で結ばれていました。

丹後親子(虎・猿)は愛する家族の冤罪被害、浜松姉妹(羊・兎)は不正告発後に消された母親の無念を晴らすために参戦。松長・重友・掛川・堀江らも、それぞれの家族が「空港建設反対運動」や「内部告発」の過程で事故に見せかけて殺害されていました。

彼らを束ねたのは金銭ではなく、「国家権力によってもみ消された真実の開示」という一点のみでした。復讐劇の裏には、武蔵三郎がかつて解決できなかった未解決事件や、警察組織が長年ひた隠しにしてきた腐敗が幾重にも複雑に絡み合っていたのです。

黒幕「山猫」の正体は誰だったのか?武蔵二葉に隠された真実

全話を通じて最大の謎として君臨し続けた存在が、政財界・警察を裏から牛耳るフィクサー「山猫(やまねこ)」でした。北見議員や空港社長ら数々の重要人物が「山猫の影」に怯え、その指示に従っていました。

物語のクライマックスで明かされた真相は、誰もが予想しなかった残酷なものでした。初代・山猫は北見議員のバックにいた実力者・陸奥哲夫でしたが、彼が病死した後、その莫大な利権と影響力を受け継いだ「2代目山猫」の正体は、武蔵三郎の実の姉・武蔵二葉(手塚理美)だったのです。

空港の地下には、国家規模の莫大な利権を生み出すウラン採掘プロジェクト「Mプロジェクト」が存在していました。二葉はかつて兄・武蔵健一がその不正を暴こうとした際、自らの保身と権力を維持するために兄を切り捨て、山猫の座を継承。正義を信じて戦い続けてきた武蔵三郎にとって、守るべき肉親こそが事件の元凶であったという結末は、シリーズ屈指の絶望的な衝撃を与えました。

伏線回収と最終回結末ネタバレ|残された謎とラストシーンの示唆

最終回では、暴走した大河(鼠)による空港爆破計画が、武蔵三郎と悠月(龍)の共闘によって間一髪で阻止されました。大河は凶弾に倒れ、武装集団「獣」のメンバーたちは次々と警察に確保されます。

全国への生配信を通じて「Mプロジェクト」の全貌と2代目山猫・二葉の悪事が白日の下に晒され、事件は一応の終息を迎えました。しかし、ラスト数分で視聴者を釘付けにする不穏なラストシーンが描かれます。

拘置所に収監されていた前作の首謀者・青鬼こと大和耕一(菊池風磨)が、何者かの手引きによって脱獄に成功したことを示唆する映像が挿入されたのです。「獣」の計画の裏で、すべてを操っていたのは誰だったのか。大和が社会へ再び放たれたことで、物語はさらなる続編への期待を残して幕を閉じました。

【新空港占拠 獣 正体】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:前作『大病院占拠』の「鬼」と「獣」は繋がっていたのですか?
A1:直接的な組織としての繋がりはありませんが、情報面で深くリンクしていました。蛇(駿河紗季)は前作の大病院占拠で青鬼(大和耕一)の思想に共鳴し、警察内部の機密データを持ち出して今回の獣の計画に利用していました。また、大和自身も拘置所内から大河らに助言を与えていたことが判明しています。

Q2:鼠(ジェシー)と龍(高橋メアリージュン)が決別した理由は何ですか?
A2:目的の「着地点」に対する思想の違いです。龍はあくまで「真実の公表による社会的制裁」を掲げ、不必要な殺人を避けていました。しかし、最愛の姉を失った鼠(大河)は憎しみに囚われ、「嘘に関わった人間全員の抹殺」を望んだため、意見が完全に決裂し別行動をとるに至りました。

Q3:なぜ武蔵三郎の兄・健一は失踪していたのですか?
A3:30年前に「Mプロジェクト」のウラン採掘に伴う汚職と環境破壊の証拠を掴んだため、初代山猫と北見議員の手によって殺害され、遺体を遺棄されていたからです。そしてその隠蔽を後押ししたのが、当時市役所職員だった妹の武蔵二葉でした。

『新空港占拠』に登場した武装集団「獣」の正体は、国家規模の隠蔽工作によって大切な人を奪われた遺族たちでした。リーダー・龍(高橋メアリージュン)の冷徹な統率力、鼠(ジェシー)の哀しき暴走、そして警察を欺き続けた犬(白石聖)の潜入劇など、それぞれのキャストが見事にその業と悲哀を演じきりました。

そして、事件の根底にあった黒幕「山猫」が主人公の姉・二葉であったという結末は、正義と悪の境界線が紙一重であることを強烈に突きつけました。脱獄を果たした青鬼・大和耕一の動向を含め、占拠シリーズが次にどのような衝撃を見せてくれるのか、今後の展開からも目が離せません。

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